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一連の米国の動きによって北朝鮮に判断が迫る今こそ、まさに「Point of “NO RETURN”(引き返せない段階)」なのです。


排米戦略

現時点での中国、北朝鮮、韓国、日本での動きです。

①北朝鮮は日本を攻撃準備中。
②中国と北朝鮮は中朝友好協力相互援助条約。
③中国に留学経験がある民進党蓮舫代表。
④2015年からの民共共闘。
⑤韓国では親北朝鮮左翼政権の樹立が濃厚。

この流れは中国のアジアから米国を排除する構想なのです。


核ミサイル保持の理由

北朝鮮には核ミサイルを保有する明確な理由がありません。停戦中の朝鮮戦争で使うため?経済制裁を解除するため?武器を輸出して外貨獲得のため?民主化させないため?色々とありますが、北朝鮮には核開発、ミサイル発射で国が崩壊するのが確定しているデメリットしかありません。また、核の抑止力と言いますが、北朝鮮に対して圧倒的な戦力差がある米国に対しては意味が無いです。ミサイルを撃つ前に破壊されます。宥和政策に方針転換すれば、「体制の変換を求めない」という米国の方針もありますので、北朝鮮は援助が受けられて、今よりも状況は良くなるのではないかと思いますが、それでも核ミサイルの開発をやめません。何か理由をつけるとしたら核ミサイル保有は排米戦略の為だと考えられます。


防波堤

排米戦略を実現させる為には、現時点で米軍に攻撃させない為に、核実験をやめて兵力と武器を温存します。フェイクの「核実験停止」を宣言して査察を受け入れるかもしれません。韓国に親北朝鮮左翼政権が樹立した後、第7艦隊が撤退後の米軍の哨戒が緩んだ時に、北朝鮮軍のソウルへの攻撃で朝鮮戦争を再開させます。ここで米軍を戦闘に参加させない為には、米国の経済状況を悪化させるような、何か謀略が必要なのではと思います。また、北朝鮮の核ミサイルは実験不足分を中国が秘密裏に技術供与して完成させると思います。中国が核ミサイルを配備した北朝鮮を韓国、日本への露払いにして、まずは朝鮮半島を強力な飛び道具のある、対日本の防波堤にするのではないかと考えます。


朝鮮戦争再開のポイント

①北朝鮮戦力の温存
②韓国に親北朝鮮左翼政権の樹立
③第7艦隊の撤退
④米国の経済状況の悪化等の戦闘参加への障害
⑤北朝鮮の核ミサイルの完成
⑥SLBM発射可能な潜水艦の就役


戦況

予告無しの北朝鮮軍の砲撃で始まり、緒戦はやや混乱した韓国軍と戦闘が均衡します。しかし、徐々に装備に勝る韓国軍が優位に立ち始めると、そこに中国軍が義勇軍として参加して韓国軍を押し返し、ソウルは陥落寸前になります。ここで米軍が戦闘参加すると、中国軍が参加しているということもあり、米中戦争に発展する恐れがあります。ここである疑問が生じます。「朝鮮戦争の戦闘に参加して韓国を守るメリットは米国としてあるのか?」と。ここでトランプ大統領は「金にならない韓国を見捨てる」選択をするのではないかと予想します。なぜなら「米国ファースト」だからです。そして、親北朝鮮左翼政権の韓国は「中国の援助を受けての朝鮮半島統一」を前提に停戦に応じるのではないかと考えます。

また、戦闘が始まる前に韓国は、米韓相互防衛条約を破棄して中国側に加わる可能性も否定できません。韓国も米国もどちらがメリットが大きいのかがポイントだと思います。


防波堤VS不沈空母

米国の韓国撤退が完了すると朝韓連合軍と日本との戦闘になります。ここでのポイントは「長期戦での厭戦ムードの醸成からの停戦」ではないかと考えます。ここでも「米国ファースト」な米軍は後方支援に回ります。朝韓連合軍は米国の報復があるので核ミサイルは使いませんが、非核弾頭弾道ミサイルを無慈悲に打ち込まれます。日本側は敵ミサイル発射根拠地を攻撃する能力がないので迎撃ミサイルでの防戦一方です。ここで兵器を売りたい米国は戦闘参加要請を拒否して、生産の追いつかない迎撃ミサイルなどの兵器を日本に売り込んで、現在抱えている兵器の処分、刷新を図ります。

日本の各地に迎撃に漏れた非核弾道ミサイルによる攻撃で被害が広がります。断続的な戦闘に加え、中国本土、朝鮮半島からの弾道ミサイル攻撃で、極度の緊張感から厭戦ムードの広がる日本では停戦の世論が高まります。「金払ってでもいいから戦争をやめよう」と。

「尖閣諸島の譲渡、韓国の竹島の所有を認める。朝鮮半島への莫大な金額の経済援助」を条件に停戦を要請されます。厭戦ムードが極限まで達した世論に押される形で応じてしまいます。尖閣諸島は中国領になり、竹島の韓国領有権を認め、朝鮮半島への莫大な経済援助を約束し、米国からは武器を大量に調達して金を使い、日本が一人負けの状態になります。


中国の狙い

ここでは米国が戦闘に参加してもしなくても、停戦条件を受諾しなくても、勝敗がどちらでも、厭戦ムードが高まる事がポイントです。国土防衛に失敗した政権が倒れるのはそう難しくありません。次の政権は反対勢力の政党が政権を取る可能性は大きいです。これを書いている現時点で民共共闘が始まってますが、蓮舫代表の民進党、又は共産党等は左右二大政党の左翼を担うための準備をしている。そう断言してもおかしくありません。左翼政権が取る選択肢は尖閣諸島の放棄、竹島の放棄、日米安保の破棄、強固な日中条約、日朝条約の締結です。中国の狙いはここです。


米国の狙い

今、北朝鮮を攻撃しないのは、朝鮮戦争、米中戦争をしないという米国の思惑と中国側への配慮であります。また、シリアの化学兵器を使った反人道的な行為に対してのトマホーク攻撃、という人道的な報復と認めざるを得ない「脅し」を使い、北朝鮮に対して宥和政策に応じなければ攻撃をするという、いわば「最後通牒」であり、費用が安い方法で2つの問題解決を狙ったものだと感じます。


米国の選択肢

①現時点での攻撃をしない。
●「費用小」「朝鮮半島の被害無し」
●「新型SLBM搭載潜水艦の完成、就役」
●「中国側に有利。核ミサイル開発の猶予を与える。」


②最後通牒。宥和政策を受け入れないと全ての軍事施設を破壊、作戦行動不能にする。
●「費用中」「朝鮮半島の被害小」
●「中国側に配慮しており、中国側の関与があった場合の証拠隠滅の時間もある。」


③秘密裏に核ミサイルを完成させて朝鮮戦争が再開して戦闘参加。
●「費用大」「朝鮮半島の被害大」
●「米中戦争の懸念」
●「韓国がどちらにつくのが有益かで動く可能性がある。」
●「朝鮮半島の状況次第で中国側対日本戦まで考慮しなければならない。」


④朝鮮戦争、その後の中国側対日本戦も後方支援までしかしない。
●「費用小」「米軍の被害小」
●「韓国、日本が中国側に引き込まれる可能性。しかし、武器を大量に売れる可能性もある。」


朝鮮戦争再開

朝鮮戦争が再開して、戦闘参加すると米中戦争の懸念があり、費用の増大の懸念から戦闘参加しないと、中国側対日本戦の懸念があり、ここでも戦闘参加すると米中戦争の懸念があり、中国側対日本戦にも費用の増大から戦闘参加しないと、日本が中国側に動く懸念が出てきます。


中国側対日本戦

また、中国側対日本戦が始まった時点で、米軍は厭戦ムードを広めないように全力で日本を防衛しないと(それこそミサイルを1発も撃ち込まれない程に)、勝敗がどちらでも日本が中国側に引きづり込まれる可能性は高くなります。


攻撃をしない

もし、北朝鮮側に攻撃もせずに宥和政策も受け入れないのを認めると、次のポイントは新型SLBM搭載潜水艦の就役、大陸間弾道核ミサイルの完成時期(5〜10年ぐらい先?)になり、その時期の状況によりますが、自動的に朝鮮戦争の再開、中国側対日本戦の可能性が非常に高くなります。また、中国側の戦略がアジアからの排米戦略であれば、時間経過でも状況は変わらない可能性は高く、その時間によって中国側の戦力の増強も図れます。それは韓国、日本、米国の戦費の莫大な増加を意味する事になります。


「Point of “NO RETURN”(引き返せない段階)」

以上の事を考慮すると、朝鮮戦争の再開、中国側対日本戦が起こった際の費用の増大、その後の極東アジア情勢の悪化が懸念される為、「核実験の停止」「ミサイル発射実験の停止」「宥和政策を受け入れない」、この全てを受け入れられない時は、(宥和政策を受け入れた時でも状況次第で)米国が攻撃するのが最良の選択肢であり、現段階での攻撃であれば、中国側は戦力差がありすぎる勝てない喧嘩はせずに反撃してこない。もし、ここを逃して時間が経過すれば、中国側も戦力の充実が図れるからである(それでも勝てるとは思えないが。)。以上の事からまさに北朝鮮に選択を迫る現時点が「Point of “NO RETURN”(引き返せない段階)」なのである。

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北朝鮮はミサイルを撃たせてもらえない

北朝鮮の弾道ミサイルと核実験が連日話題になっております。そこで北朝鮮軍の戦力を確認してみます。

巷ではSLBMの発射が危惧されておりますが、現在はSLBMの発射実験に使う新浦級(SLBM1発搭載)を運用しています。この潜水艦は1958年に就役した旧ソビエトのゴルフ型潜水艦をリバースエンジニアリングにしたものだそうです。また、新たにSLBMを3発発射できる3000トン級の潜水艦を開発中との事です。

1958年に就役した古い設計の潜水艦で改修されているとはいえ、最新鋭の米軍の原潜とは世代間格差は著しく、また、新たに開発している新型潜水艦も、運用している潜水艦と北朝鮮の技術レベルを考えると疑問符を付けざるを得ません。下記情報もありますので、兵器を開発、運用までに、私感ですが今から5〜10年ぐらいかかるのではないかと感じます。


弾道ミサイル潜水艦は本来、水深50メートルよりも深い位置からSLBMを発射できてこそ、行動の隠密性が保たれる。しかし現行の新浦級は、せいぜい水深15メートル前後からしか打ち上げられない(*1)

これでは、もし、ミサイルが完成しても、新型を実戦投入できなかった場合には、北朝鮮の潜水艦が発射可能深度まで浮上しようとした瞬間に、北朝鮮の潜水艦に捕捉される事無くマンマークしていた米国の原潜に撃沈されるのではないかと推測できます。また、事前に作戦行動と判断されれば潜航中に撃沈されます。洋上に浮上しても艦対艦ミサイルで撃沈され、ソナーの性能差も最新鋭と旧式であり、北朝鮮軍の潜水艦では「発見して下さい。」「何も聞こえません。」と言っているレベルではないかと推測します。新型を実戦投入できても米軍、海上自衛隊と同レベルの潜水艦を開発できるとは到底思えません。

*追加
哨戒網を抜けられない北朝鮮軍の潜水艦を米軍の原潜で追い込み、海自の静粛性の高い潜水艦で仕留める。こんな戦法では?


現代版Search and destroy

次に移動式弾道ミサイルですが、常時、偵察衛星で監視しており、格納庫から出てきて発射準備中に空中待機しているステルス機「Bー2」に北朝鮮軍に探知される事無く爆撃されるのではないかと思います。迎撃に新型機もありますが作戦行動可能な機体がどれぐらいなのかは疑問符がつくところです。また、北朝鮮軍も偵察衛星の周期は把握していると考えられますので、米軍側は間隙を突かれる事も想定して偵察衛星は調整してると考えてもおかしくありません。

米軍の作戦は撃たれる前に破壊だと思います。北朝鮮のミサイルのチョイスは化学兵器、大量破壊核兵器、通常弾頭とありますが、どれも撃たれてからの迎撃だと大量の被害が出る可能性があります。撃たれる前に破壊すれば、被害が出る可能性はありません。

米軍と北朝鮮軍の差は赤ちゃんと世界最強の格闘家ぐらいの差があると感じます。また、韓国軍と北朝鮮軍でも虐殺に近いレベルではないかと感じます。


4発のうち1発?

ジャーナリストの山口敬之氏が報道特注(右)で言ってましたが、4発同時発射のうちの1発が核弾頭搭載という「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」のブライトのような作戦をするのでしょうか?撃てば北朝鮮が崩壊するのは目に見えてる訳で、短期の戦略的な運用を考えて出し惜しみするとは考えられないのです。4発発射したら4発が核の可能性が高いと思います。

間違っていたらご指摘お願い致します。

(*1)引用元・北朝鮮が大型の核ミサイル潜水艦を建造か…完成なら日本海に配備

参照元・ゴルフ型潜水艦ーウィキペディア

参照元・朝鮮人民軍ーウィキペディア

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