ギャンブル依存症とかのブログ

確率論に言及しないギャンブル依存症対策や治療に疑問を感じます。
不許複製。

タグ:日工組社会安全研究財団



遊技障害リスク軽減の提案

公益財団法人日工組社会安全研究財団の「パチンコ・パチスロ遊技障害研究成果中間報告書(*1)」において、遊技障害(ギャンブル依存症)リスクに関連する項目が明らかになった。

私がパチンコやパチスロを始めた90年代は様々な営業形態があったが、その当時の営業形態を参考にした、遊技障害リスクを軽減させるパチンコ店の営業方法や対策を提案する。



遊技障害リスクの有る者の問題点

以下の項目は「パチンコ・パチスロ遊技障害研究成果中間報告書(*1)」において指摘された、遊技障害と関連性が有る項目である。


    比較的強く関連
  • ・ギャンブルやパチンコ・ パチスロのための現在の借金がある
  • ・パチンコ・パチスロの借金のための債務整理等体験がある
  • ・月の遊技負け額が多い
  • ・上限に達しても控えない
  • ・自由時間以外しない(*1)
    関連性有り
  • 遊技頻度が高い
  • 1日の遊技時間が長い
  • 月の遊技使用額が多い
  • パチンコ・パチスロ比重はパチスロが多い
  • 価格台比重は高貸しが多い
  • 上限を決めていない
  • 時間が来てもやめない
  • 家族と過ごすストレス解消行動が少ない(*1)

*価格台比重は高貸し・低貸しどちらでの遊技が多いのかの割合。*パチンコ・パチスロ比重はパチンコ・パチスロのどちらでの遊技が多いのかの割合。


私はパチンコやパチスロを指導していた経験があるが、ほとんどの当事者は確率論や技術介入要素についての知識が全く無く、下記のような問題点があった。


    確率論や技術介入要素の知識

    下記項目について殆どの者に知識が無く、それを見聞きした事があっても信用できない。

  • パチンコやパチスロの当たり抽選システムの仕組み
  • 独立試行(ベルヌーイ試行)
  • 大数の法則
  • 期待値
  • ボーダー理論
  • 換金ギャップや非等価交換での持ち玉遊技の有利不利
  • これらを基にした遊技台選択方法や遊技方法

  • 認知の歪み
  • 非論理的な理由等で遊技台の大当たりの好不調を読む。大当たりの間隔等でのパターン化。
  • パチンコやパチスロのプログラムが確率論に基づいて設計されている事を非論理的な思考等で信用できない。
  • たった一度の読みが当たっただけで決めつける。
  • 理論上もっと勝てる台にも関わらず、非論理的な思考で負けると予測してやめてしまう。
  • どんな機種でも期待値を無視してでも勝てる方法がある。
  • パチンコでボーダーを1回でも超えていたら毎回1万円以上2、3万は勝てる。



データ取得の強制・自動化

前述の関連する項目は、技術介入要素(確率論等の知識を含む・以下同様)を理解し、遊技台の選択時や止め時の判断できれば、高期待値の台を捨てる可能性が減り、期待値が欠損している台の遊技を極力回避できれば、問題ある遊技は発生しない。

また、技術介入要素を基にした行動を妨げる認知の歪みを解消する為には、その信用できない確率論等の知識を一般化させる為に、遊技データや収支データを縦断的に自動で強制的に蓄積するシステムの構築の必要性がある。

強制・自動化する理由は、現在も実機連動サービス(サミー・マイスロ、ユニバ・ユニメモなどのシステム)や類似アプリはあるが、その利用は任意であり、私が指導していた当時にもデータ取得を煩雑に捉える者が多かった為、遊技障害リスクの高い者の利用頻度は著しく低いと考察した為だ。

モバイルデバイス等で取得されたデータ閲覧が困難な者には、店舗に専用デバイスの設置も考えられる。

初めての遊技以前より基本的な知識として技術介入要素の知識が備わり、自動でデータを蓄積するシステムが構築されていれば遊技障害撲滅も可能である。



マイナンバーカード

政府がマイナンバーカードの普及を掲げているのであれば、それに紐付けしたシステムの構築にも有利な点がある。

マイナンバーと電子マネーを紐付け、 現在は現金で行う貸し玉と換金を電子マネーで管理し、入場規制、遊技規制をする。不正使用防止の為に実用化できれば顔認証の導入も検討する。これにより18歳未満の入場禁止の強化や、ゴト師対策、設定漏洩等の不正対策、脱税対策になり、縦断的な遊技データ蓄積も包括的な遊技障害対策になる。FeliCa(ICカード)に対応できれば円滑な運用も期待できる。


  • マイナンバーとそれに紐付けた電子マネーの両者が無いと遊技できない。
  • 期間(その日だけ・月間・年間など)による負債の限度額の設定、限度額に達すると設定した期間中は入場、遊技させない。
  • 設定した期間は電子マネーから一定額以上の現金を引き出せない。(*下記篠原教授のツイートから提案)
  • 申告で遊技を不可能にする場合、申告解除を第三者からのみに設定できれば遊技は不可能である。
  • 限度額に達した場合には、技術介入要素の講習の受講や精神医療的な治療等の支援が考えられる。


遊技障害と関連している項目である「月の遊技負け額」や「月の使用金額」に限度額を設定できれば、必然的に遊技時間等も制御される。また、設定した期間に一定額以上の現金の引出し、口座への移動等を制限する事によって、設定期間中の生活全体の使用金額を抑えられる。これは技術介入要素を理解していない遊技者には有効だと考察できる。

懸念事項として、私が指導した者の内で問題ある遊技を反復する遊技者は、遊技できないストレスへのコーピングが不能な者がいた為、代替行動の提案が必要だと考えられる。

マイナンバーと電子マネーを補足できれば、専業(いわゆるパチプロ)の収入も明確になり、納税も可能になる。


    電子マネーを利用したその他のアイデア
  • 取扱額が多いので、電子マネー各社にパチンコ店用の機器、アプリ開発を促し無料で導入する。
  • 電子マネーを利用して、いわゆる「ノリ打ち」システムの構築する。簡単にノリ打ちができ、当事者間での不正防止に役立つ。例えば、1000台規模の店で大規模ノリ打ちオフ等の遊技者主催イベント等が考えられる。
  • 換金時に手数料名目で勝っている側から手数料を引き、負けている側に補填する。
  • ボーダーラインを超えている台や高設定示唆が出た台をある程度遊技した場合、何らかのボーナス(キャッシュバックや)等を出玉如何に関わらず与える(オペラント条件付けの正の強化)。


止め時を明確にする為の営業形態

私がパチンコを始めた90年代初頭は下記ツイートの様な営業形態があったが、現在のパチンコ店においての営業方法は等価交換に近い無制限営業が主流であり、低貸しでも貯玉が有る店舗では等価交換に近いベースになると考えられる。



遊技障害リスクに関連する項目である「月の使用金額が多い」を抑止するには、4円貸し2.5円交換貯玉無しでの一回交換(確変終了で交換)や、ラッキーナンバー制(確変終了時)、ラッキーナンバー制でのタイムサービス(午前中無制限等)、定量制等での高ベース営業を提案する。

無制限営業を推奨しない理由は、リスクに関連する項目に「自由時間以外しない」「上限を決めていない」「上限に達しても控えない」「時間が来てもやめない」があり、止め時の見極めができない技術介入力の低い初級者には、明確な区切りを付けて遊技継続の可否の判断を促すのが有効であると考察する。



遊技者間格差

遊技者間において技術介入力の非対称性により格差が発生していると、技術介入力の高い上級者は利益が多くなり、技術介入力の低い初級者は損失が多くなる。

店が控除した金額と遊技者の利益は遊技者間でゼロサムになるが、リスクに関連する項目に「月の遊技負け額が多い」「現在の借金」があるのであれば、初級者と上級者の差を埋める営業方法等や、遊技障害に陥らせない為に初級者をスキルアップさせる営業が必要であると考察する。


  • 定量制打ち止め台の抽選開放
  • 高設定台の抽選開放
  • 営業の2部制(10:00~16:00 18:00~23:00など)を実施すれば、朝から遊技する遊技者の大きいアドバンテージを緩和できる。(持ち玉比率が下がるので長時間営業よりもベースが上げられる。)
  • 初級者では高期待値台の見極めが難しい為、明確な出玉イベントの復活も有効ではないか。
  • 朝一入場抽選時に抽選料を徴収する事や朝一入場時に入場料を徴収する事により、無徴収より割数を上げられる。


遊技者間格差を埋める機種作り

パチンコでは上級者と初級者の決定的な差となる釘の見方、即ち、遊技以前で決定される収支差を無くす為に全てのパチンコに設定機能をつける。

古い機種になるが、ユニバーサルの「ギガ」「ジェネシス」の様に命釘無しの電動チューリップ付きチャッカーで、釘調整では無くプログラミングで設定された回転率を維持し、制御するような機種が良いと考察する。

設定付き遊技機では高設定確定演出等の設定推測する判断要素を遊技者側に事前に告知し、継続すべきか止めるべきかの判断をユーザー側に促す。

しかし、パチンコやパチスロは如何にお金を使わずに出玉を得られるのかのゲームであるが故、全ての遊技者が上級者になるとアウト(打ち込み)が著しく減少し、店側の売上が著しく減少する。減少を抑止するには遊技機基準の見直しが必要である。



パチンコやパチスロの限定免許制

以前に私が指導していた者には技術介入要素の知識を正確に認識している者は存在しなかった。然すれば、免許制を導入し、高貸しでの遊技を試験合格で可能とすれば、不合格者は低貸し限定になり、リスクのある人はスクリーニングされて排除される。



パチンコ業界の社会貢献

社会貢献としては、現在は小学校のプログラミングの履修で論理的思考を養うが、その題材として簡単なパチスロのプログラミングで確率論(期待値、独立試行、大数の法則)を学んでも論理的な思考を育成でき、確率論を認識できる。

制御された遊技が期待値等の確率論を明確に認識しているのであれば、それは遊技障害(ギャンブル依存症)の予防に役立つ。遊技機メーカーからの積極的な支援があれば将来の人材を確保できる可能性もある。



パチンコ業界の社会的責任

業界の方々に認識して頂きたいのは、遊技機の知識や遊技の定石を正確に認識しない者に対して、その知識を教えずにギャンブル依存症と決めつけ、遊技機の射幸性や射幸心を煽る営業の責任にされている現状がある。これは精神医療の利権であり倫理的な問題である。

また、公的医療保険の適用で増え続ける医療費を圧迫し、遊技の意味を加味しない医療側からだけの偏った視点での研究や、効果に疑問符のつく非業界団体の依存症アドバイザー育成への助成、依存症団体に対しての税制優遇や業務委託があり、そのギャンブル依存症ビジネスに税金が使用され日本国民は非常に迷惑している。

パチンコ業界は遊技として娯楽を提供している筈であり、遊技によって苦痛を与え遊技障害が発生しているのであれば、当事者が実害を被ってから排除するのでは無く、事前に試験でスクリーニングすれば遊技障害も発生しない。

免許制で遊技障害を事前に防止し、一刻も早く、倫理的な問題の解消し、依存症対策で使用されている無駄な税金の使用を抑止する事が業界の社会的責任であると確信している。



*2020年10月16日加筆(段落「遊技者間格差」に加筆しました。)
*2022年11月8日加筆(リストを修正しました。)


(*1)参照・引用元・パチンコ・パチスロ遊技障害研究成果中間報告書 - 公益財団法人日工組社会安全研究財団


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パチンコ・パチスロ遊技障害研究成果中間報告書

本稿では、公益財団法人日工組社会安全研究財団の「パチンコ・パチスロ遊技障害研究成果中間報告書」(*1)において言及されていない、知見で得られた事実に基づいてサイコグラフィック変数としての確率論等の認識調査を提案する。



研究者らのギャンブルに対しての認識

パチンコやパチスロはギャンブル以前にゲームであるが、一部を除いた大半の研究者や医療従事者らは、そのゲームとしての根幹を成す確率論の知識に全く言及していない。これはゲームの知識や定石等が判断に影響を与えず、行為を制御できないと考察している可能性が高い。

しかし、ゲームであれば知識や定石が高得点を得る為の要点となり、ギャンブルにおいては確率論の知識や定石等が判断に影響を与え行為を制御する。

また、パチンコやパチスロをステレオタイプ化されたギャンブルとして同列に認識する事は間違いである。日本特有のパチンコやパチスロは遊技であるが故の技術介入要素があり、これは試行回数が増加すると確率論である大数の法則により偶然性が阻却され、遊技者の技術介入力の高低により収支に顕著な差がでる。

他の相違点は、営業日単位で試行回数を重ねる程勝てる台と試行回数を重ねる程負ける台が店側で台毎に設定でき、店が控除した金額と遊技者の利益は遊技者間でゼロサムになり、遊技者間での技術介入力の非対称性により格差が発生していると、必然的に技術介入力の高い上級者は利益が多くなり、技術介入力の低い初級者は損失が多くなる。

つまり、技術介入力の高い上級者には遊技障害の者は存在しない。詳細は後述する。




パチンコ・パチスロの確率論に対しての認知の歪み

2010年頃、精神科で依存症と診断された者を含む多数の者に、パチンコやパチスロの抽選の仕組みや確率論、技術介入要素を基にした遊技台の選び方や遊技方法を指導していた経験があり、ほとんどの当事者は確率論や技術介入要素についての知識が全く無く、確率論に対しての認知の歪みを有していた。

その当事者全員から得られた以下の知見がある。


  • 認知の歪み
  • 非論理的な理由等で遊技台の大当たりの好不調を読む。大当たりの間隔等でのパターン化。
  • パチンコやパチスロのプログラムが確率論に基づいて設計されている事を、非論理的な思考等で信用できない。
  • たった一度の読みが当たっただけで決めつける。
  • 理論上もっと勝てる台にも関わらず、非論理的な思考で負けると予測してやめてしまう。
  • どんな機種でも期待値を無視してでも勝てる方法がある。
  • パチンコでボーダーを1回でも超えていたら毎回1万円以上2、3万は勝てる。

  • 精神障害的傾向
  • 多額の借金のある者や、知識や定石となる方法を一度は理解しても再び放縦な遊技をしてしまう者に聞き取りをした結果、全員が精神科でギャンブル依存症と診断され、発達障害、もしくは発達障害グレーゾーンが併存する者だった。

  • 確率論や技術介入要素の知識
  • 下記項目について殆どの者に知識が無く、それを見聞きした事があっても信用できない。
  • パチンコやパチスロの当たり抽選システムの仕組み
  • 独立試行
  • 大数の法則
  • 期待値
  • ボーダー理論
  • 換金ギャップや非等価交換での持ち玉遊技の有利不利
  • これらを基にした遊技台選択方法や遊技方法



パチンコ・パチスロの確率論等に対しての認識調査の提案

前述のとおり、技術介入力の高い上級者に遊技障害の者が存在しない事実や、当事者全員から得られた知見から、以下の項目の認識調査を提案する。

  • パチンコとパチスロのどちらを遊技しますか。(全てチェック)
  • ○パチンコ
  • ○パチスロ
  • ○両方
  • ○パチンコ
  • ○パチスロ
  • ○競馬
  • ○競艇
  • ○競輪
  • ○オートレース
  • ○宝くじ等
  • ○麻雀、囲碁、将棋
  • 上記設問で「パチスロ」を選択しなかった方、何故パチスロをやらないのですか?(全てチェック)
  • ○パチスロはよくわからない
  • ○図柄の目押しができない
  • ○なんとなく
  • ○面白くない
  • ○遊技方法をおぼえる事、もしくは遊技自体(メダル投入、ボタンを押す、メダルを箱に移す)が面倒くさい
  • 上記設問で「図柄の目押しができない」と答えた方、その理由は何ですか。(全てチェック)
  • ○図柄を揃えられなくて損をするから
  • ○下手だと思われたくない
  • ○面倒くさい
  • 最初の設問で「パチンコ」を選択しなかった方、何故パチンコ をやらないのですか?(全てチェック)
  • ○パチンコはよくわからない
  • ○リーチアクションが長い
  • ○なんとなく
  • ○面白くない
  • ○パチスロが好き
  • どのぐらいの頻度で遊技しますか?(1つだけチェック)
  • ○週1回未満
  • ○週1~2回
  • ○週2~3回
  • ○週3~4回
  • ○週4~5回
  • ○週5~6回
  • ○週6~7回
  • ○その時の状況に応じて
  • 1日の遊技時間はどのぐらいですか?(1つだけチェック)
  • ○1~2時間
  • ○2.1~4時間
  • ○4.1~6時間
  • ○6.1~8時間
  • ○8.1~10時間
  • ○10.1~閉店
  • ○その時の状況に応じて
  • パチンコやパチスロで興味をそそられるのは何ですか。(1つだけチェック)
  • ○どちらかといえば遊技する事
  • ○どちらかといえば勝つ事
  • ○両方
  • パチンコやパチスロの大当たり確率は信用でますか。(1つだけチェック)
  • ○絶対に信用できない
  • ○どちらかといえば信用できない
  • ○判らない
  • ○どちらかといえば信用できる
  • ○だいたい信用できる
  • パチンコ店での遠隔操作はあると思いますか。(1つだけチェック)
  • ○絶対に無い
  • ○どちらかといえば無い
  • ○判らない
  • ○どちらかといえばある
  • ○絶対にある
  • どの機種にもインターネット等に出回らない短時間で大勝ちできる攻略法はあると思いますか。(1つだけチェック)
  • ○絶対に無い
  • ○どちらかといえば無い
  • ○判らない
  • ○どちらかといえばある
  • ○絶対にある
  • 上記設問の攻略法を知っている人は、絶対に他人にはその情報を教えないと思いますか。(1つだけチェック)
  • ○絶対に教えない
  • ○どちらかといえば教えない
  • ○判らない
  • ○どちらかといえば教える
  • ○教える
  • 訪問したパチンコ店には、店舗内に勝てる調整にした台が1台は絶対に有ると思いますか?(1つだけチェック)
  • ○絶対に無い
  • ○どちらかといえば無い
  • ○判らない
  • ○どちらかといえば有る
  • ○絶対に有る
  • 混雑していて空き台が無い時でも台が空いたら遊技する根拠が無くても、やらないと勝てないので、とりあえず遊技しますか?(1つだけチェック)
  • ○遊技しない
  • ○どちらかといえば遊技しない
  • ○その時々で判断
  • ○どちらかといえば遊技する
  • ○だいたい遊技する
  • パチンコで釘よりも出玉推移グラフや大当たりデータを見て遊技台を選びますか。(1つだけチェック)
  • ○だいたい選ばない
  • ○どちらかといえば選ばない
  • ○その時々で判断
  • ○どちらかといえば選ぶ
  • ○だいたい選ぶ
  • パチンコで当日の出玉推移グラフや大当たりデータを見て、大当たり間隔で出玉推移の好不調の予想をする事がありますか。(1つだけチェック)
  • ○だいたい予想しない
  • ○どちらかといえば予想しない
  • ○その時々で判断
  • ○どちらかといえば予想する
  • ○だいたい予想する
  • パチンコやパチスロで大ハマりした後にある程度以上は連チャンすると予想することはありますか。(1つだけチェック)
  • ○だいたい予想しない
  • ○どちらかといえば予想しない
  • ○その時々で判断
  • ○どちらかといえば予想する
  • ○だいたい予想する
  • パチンコやパチスロで台移動した時に今まで遊技していた台が大当たりしたら「そのまま遊技していたら大当たりしたのに」と思いますか。(1つだけチェック)
  • ○ほぼ思わない
  • ○どちらかといえば思わない
  • ○その時々で違う
  • ○どちらかといえば思う
  • ○だいたい思う
  • 長期的収支や理論よりも、その当日、現時点での「当たるかどうか」「出る出ない」が重要だと思いますか。(1つだけチェック)
  • ○重要では無い
  • ○どちらかといえば重要では無い
  • ○その時々で違う
  • ○どちらかといえば重要である
  • ○重要である。
  • 感覚的に負けるのは理解しているが、現在の負けている金額を受け入れられると思いますか。(1つだけチェック)
  • ○概ね受け入れられない
  • ○どちらかといえば受け入れられない
  • ○わからない
  • ○どちらかといえば受け入れられる
  • ○概ね受け入れている。
  • 他人が出していたり勝っているのを見る事に不快感を感じますか。(1つだけチェック)
  • ○感じない
  • ○それほど感じない
  • ○その時々で違う
  • ○時々感じる
  • ○いつも感じる
  • バレなければ何をやってもいいですか。(1つだけチェック)
  • ○いいえ
  • ○その時々で判断
  • ○わからない
  • ○はい
  • スマートフォンやタブレットやPC等のデジタルデバイスを効率良く活用できていますか?(1つだけチェック)
  • ○できていない
  • ○だいたいできていない
  • ○わからない
  • ○だいたいできている
  • ○できている
  • インターネットで自分で正しく認識している情報以外の情報を精査して、その情報が信用できるか否かを適切に判断できていますか?(1つだけチェック)
  • ○適切な判断ができていない
  • ○適切な判断がだいたいできていない
  • ○インターネットをあまり利用しない
  • ○適切な判断がだいたいできている
  • ○適切な判断ができている
  • 「完全確率」や「独立試行(ベルヌーイ試行)」は、当たり抽選確率が抽選毎に同じ確率(抽選確率が100分の1であれば当たり抽選は毎回100分の1)であり、現在の抽選に過去の抽選結果の影響を受けない事であるが、「完全確率」や「独立試行」という名称をインターネットやパチンコ情報誌等で見聞きした事がある。(はい/いいえ)
  • ○はい
  • ○いいえ
  • 上記設問で「はい」と答えた方(1つだけチェック)
  • ○見聞きしたが考えるのが面倒くさい
  • ○見聞きしたがよく判らない
  • ○見聞きしたが概ね理解できなく、どちらかといえば信用できない
  • ○見聞きしたが概ね理解はできても、どちらかといえば信用できない
  • ○見聞きしたが概ね理解はできても、信用できるかどうかの判断ができない
  • ○上記設問を概ね理解、信用している。もしくは、あまり理解していなくても信用している。

  • 「確率が収束する」や「大数の法則」は、試行回数(当たり抽選)が増えるとプログラミングされた当たり抽選確率の分母の値に向かい、誤差の範囲内に実際の当たり確率が収まる事であるが、「確率が収束する」や「大数の法則」という名称をインターネットやパチンコ情報誌等で見聞きした事がある。(はい/いいえ)
  • ○はい
  • ○いいえ
  • 上記設問で「はい」と答えた方(1つだけチェック)
  • ○見聞きしたが考えるのが面倒くさい
  • ○見聞きしたがよく判らない
  • ○見聞きしたが概ね理解できなく、どちらかといえば信用できない
  • ○見聞きしたが概ね理解はできても、どちらかといえば信用できない
  • ○見聞きしたが概ね理解はできても、信用できるかどうかの判断ができない
  • ○上記設問を概ね理解、信用している。もしくは、あまり理解していなくても信用している。

  • パチンコやパチスロにおいての「期待値」は、試行回数(当たり抽選)に応じて還元される理論上の見込み平均額だが、「期待値」という名称をインターネットやパチンコ情報誌等で見聞きした事がある。(はい/いいえ)
  • ○はい
  • ○いいえ
  • 上記設問で「はい」と答えた方(1つだけチェック)
  • ○見聞きしたが考えるのが面倒くさい
  • ○見聞きしたがよく判らない
  • ○見聞きしたが概ね理解できなく、どちらかといえば信用できない
  • ○見聞きしたが概ね理解はできても、どちらかといえば信用できない
  • ○見聞きしたが概ね理解はできても、信用できるかどうかの判断ができない
  • ○上記設問を概ね理解、信用している。もしくは、あまり理解していなくても信用している。
  • パチンコにおける「ボーダー理論」とは、換金率によって違いがあるが、等価交換においては初当たり1回に対しての平均出玉分で大当たり確率の分母の数値分の抽選ができれば、理論上の期待値はプラスマイナス0であり損益分岐点である事から、損益分岐点を境界にした大当たり抽選回数の多寡(一般的には千円当たりの抽選回数)により勝敗を判別可能であるという理論だが、「ボーダー理論」という名称をインターネットやパチンコ情報誌等で見聞きした事がありますか?(はい/いいえ)
  • ○はい
  • ○いいえ
  • 上記設問で「はい」と答えた方(1つだけチェック)
  • ○見聞きしたが考えるのが面倒くさい
  • ○見聞きしたがよく判らない
  • ○見聞きしたが概ね理解できなく、どちらかといえば信用できない
  • ○見聞きしたが概ね理解はできても、どちらかといえば信用できない
  • ○見聞きしたが概ね理解はできても、信用できるかどうかの判断ができない
  • ○上記設問を概ね理解、信用している。もしくは、あまり理解していなくても信用している。

  • 釘を見て「ボーダー理論」を基に、理論上勝てる台を概ね判断できる。(はい/いいえ)
  • ○はい
  • ○いいえ
  • ○用語の意味が判らない
  • 貸玉と換金の差額(換金ギャップ)の影響を概ね理解している。(はい/いいえ)
  • ○はい
  • ○いいえ
  • ○用語の意味が判らない
  • 貯玉を利用している。(はい/いいえ)
  • ○はい
  • ○いいえ
  • ○用語の意味が判らない
  • 上記設問で「はい」と答えた方
  • 換金ギャップの影響を少なくする為に貯玉を利用している。(はい/いいえ)
  • ○はい
  • ○いいえ
  • ○用語の意味が判らない

  • 止め打ち等を行って、出玉の節約や増加を狙っている。(はい/いいえ)
  • ○はい
  • ○いいえ
  • ○用語の意味が判らない
  • 上記設問で「はい」と答えた方。どの場面で止め打ち等を行いますか。(全てチェック)
  • ○デジタル保留満タン時(節約)
  • ○電動チューリップの開放に合わせて(節約)(増加)
  • ○大当たりラウンド間のみ(節約)
  • ○大当たりラウンド中の「ひねり打ち」(増加)

  • パチンコの抽選システムや機種の特性、期待値や大数の法則、ボーダー理論や換金ギャップを理解し、その知識や止め打ち等を活用して、遊技台を選ぶ時や止め時の判断に活用してる。(はい/いいえ)
  • ○はい
  • ○いいえ
  • ○用語の意味が判らない
  • 上記設問で「はい」と答えた方
  • インターネットのボーダーライン計算や収支管理、期待値計算アプリを利用している。(はい/いいえ)
  • ○はい
  • ○いいえ
  • ○用語の意味が判らない
  • パチスロで1コマ目押しができる。(一つだけチェック)
  • ○90%以上できる
  • ○70%以上できる
  • ○50%以上できる
  • ○30%以上できる
  • ○できない
  • 用語の意味が判らない
  • パチスロで4コマ以内で目押しができる。(1つだけチェック)
  • ○90%以上できる
  • ○70%以上できる
  • ○50%以上できる
  • ○30%以上できる
  • ○できない
  • ○用語の意味が判らない
  • 1コマ目押しができれば、最低設定でも理論上勝てる機種が存在する事を知っている。(はい/いいえ)
  • ○はい
  • ○いいえ
  • ○用語の意味が判らない
  • パチスロは最大6段階の当たり確率の設定ができ、設定判別ができる機種も存在する事を知っている。(はい/いいえ)
  • ○はい
  • ○いいえ
  • ○用語の意味が判らない

  • パチスロの抽選システムや機種の特性、期待値や大数の法則、換金ギャップを理解し、その知識や設定判別等を活用して、遊技台を選ぶ時や止め時の判断に活用してる。(はい/いいえ)
  • ○はい
  • ○いいえ
  • ○用語の意味が判らない
  • 上記項目で「はい」と答えた方
  • インターネットの設定判別や収支管理、期待値計算アプリ等を利用している。(はい/いいえ)
  • ○はい
  • ○いいえ
  • ○用語の意味が判らない


上級者には遊技障害の者は存在しない理由

パチンコやパチスロへの欲求は遊技への欲求と勝利への欲求である。遊技への欲求が達成されただけでは勝利への欲求が達成されずに持続的な場合や、勝利への欲求よりもゲーム性の高さから遊技への欲求が持続的な場合、もしくはその両者が持続的である為、反復する衝動が起こる。

上級者は技術介入要素に基づいた行動により、勝利への欲求の達成可否を技術介入要素で可視化し遊技開始や継続の可否を判別する。勝利可能な確率が高く高期待値を望める場合には極力長時間遊技し、敗北する確率が高く期待値が欠損している場合には遊技を開始しない。もしくは極力短時間で遊技を中止する。


ギャンブル依存症サイクル

対して、持続的で反復し問題ある遊技者には、技術介入要素の正確な知識を有する者は存在しない。技術介入要素の知識不足の為、遊技開始や継続の可否が判別不能である。故に、興味である勝利や遊技への欲求が常に無制御で持続しており、問題ある遊技への衝動が起こる。



効果が無い要因

パチンコやパチスロにおいての技術介入力を高めた行動や遊技の実行は、情緒的な判断を論理的な判断に切り替え、興味を消費する事で遊技への消費行動が変革されるが、12ステップや他の認知行動療法等では療法がその行為の代替とされただけであり、興味である二つの欲求が持続的で対象が消費されず、全く効果が無い場合もある。

早期寛解や寛解持続している場合においても、同様の理由で再発する可能性がある。また、自己治療仮説において遊技に向かわせる要因を解消した場合でも、他の向かわせる要因が発生した場合には同様の理由で再発する可能性がある。





両価性と興味の持続と技術介入要素

両価性は興味である二つの欲求と技術介入要素で以下のように説明した。


感情の並立
1.やめたい気持ちとやりたい気持ちが同時に存在している
2.している時は喜びと同時に苦痛も感じている(*1)

勝利への欲求が達成できない事を認識しながら、遊技への欲求が強く持続している状態であると説明できる。


目的の並立
3.目的はその時どきで変化している
4.目的は勝つためでもあるし、負けるためでもある(*1)

勝利へ欲求と遊技への欲求に気づいた時の、心の葛藤、不均衡、不安定さではないか。


予期の並立
5.しているとき、大金持ちになるかもしれないし、破産するかもしれないという考えが私の頭によぎる
6.しているとき、親しい人から賞賛されるかもしれないし、非難を浴びるかもしれないという考えが私の頭によぎる(*1)

「勝てば〜負ければ〜」という仮定を付け加えると、技術介入要素の知識が無い為に勝利の可否の判別ができず、相反する感情が生じていると説明できる。


後悔
7.負けた後、美味しいものを食べていればよかったと思う
8.負けた後に、恋人や友人との交際費にすればよかったと思う
9.負けた後に、自分の欲しいものを買っていればよかったと思う(*1)

技術介入要素の知識が無い為に勝利の可否の判別ができず、期待値の欠損した台を遊技し負けた後に後悔していると説明できる。



遊技障害に関連する遊技状況と技術介入要素と健全遊技

パチンコやパチスロは如何にお金を使わずに出玉を得られるのかのゲームであるが、その方法や知識である技術介入要素を基にした遊技台選択や遊技方法等を、遊技障害の者に正確に認識している者は一人も存在しない。以下の項目は遊技障害の疑いと関連性が有る項目である。


  • 比較的強く関連
  • ギャンブルやパチンコ・ パチスロのための現在の借金がある
  • パチンコ・パチスロの借金のための債務整理等体験がある
  • 月の遊技負け額が多い
  • 上限に達しても控えない
  • 自由時間以外しない(*1)

  • 関連性有り
  • 遊技頻度が高い
  • 1日の遊技時間が長い
  • 月の遊技使用額が多い
  • パチンコ・パチスロ比重はパチスロが多い
  • 価格台比重は高貸が多い
  • 上限を決めていない
  • 時間が来てもやめない
  • 家族と過ごすストレス解消行動が少ない(*1)
  • *価格台比重は高貸・低貸どちらでの遊技が多いのかの割合。*パチンコ・パチスロ比重はパチンコ・パチスロのどちらでの遊技が多いのかの割合。

技術介入要素を理解し、その知識を活用して遊技台を選ぶ時や止め時の判断に活用し勝敗の可否を判断できれば、高期待値の利益を見込める台を捨てる可能性が減り、期待値が欠損している可能性が高い場合に遊技を止められ、損失金額が少なくなる。

対して、技術介入要素での判断では無く「健全遊技」である「使う上限額を決めている」「上限額に達したら控える」「時間がきたらやめる」での判断では、高期待値の利益を見込める台を捨てる可能性があり、収支が悪化する要因にもなりえる。


  • 健全遊技
  • 使う上限額を決めている
  • 上限額に達したら控える
  • 時間がきたらやめる
  • 自由時間以外にはしない(*1)

故に遊技障害の疑いに関連のある「上限に達しても控えない」「上限を決めていない」「月の遊技使用額」「遊技頻度が高い」「パチンコ・パチスロ比重はパチスロが多い」「価格台比重は高貸が多い」は関連が無くなり「月の遊技負け額」を抑制でき、或いは月間で利益が出る可能性もある。

それにより「ギャンブルやパチンコ・ パチスロのための現在の借金」が抑止傾向になれば「パチンコ・パチスロの借金のための債務整理等体験」も関連が無くなる。

また「1日の遊技時間が長い」「時間が来てもやめない」も、期待値と換金ギャップによる持ち玉遊技の有利性を理解、即ち「高期待値が見込める時は極力長時間遊技をし、期待値が欠損していると判断した時は極力短時間で遊技中止、もしくは遊技をしない」という定石を理解できていれば、長時間の「自由時間がある」場合のみ遊技するようになる。

このような理解があれば、どうしても衝動が抑えられずに短時間の遊技を行う場合にも、遊技機の特性等を考慮した遊技台の選択になりえ、また、期待値が欠損していると認識できている台を遊技してしまう場合でも、上限額や時間を決めての遊技に論理的な技術介入要素の知識を紐づければ、意思はより強固になる。

行為を制御できれば問題は無くなり「家族と過ごすストレス解消行動が少ない」も関連性が無くなる。



最後の項目「自由時間以外しない」においての遊技障害の疑いのある者と無い者の差は、技術介入要素の知識が無く、期待値が欠損した台の遊技時間の差で収支が悪化し、それが「月の遊技負け額」「現在の借金がある」「債務整理体験がある」に関連していると考察する。



技術介入要素による遊技障害の考察

社会安全研究財団の提唱する健全遊技は、現在において問題の無いオペラント条件付けの正の弱化で制御できる遊技者に対しての効果は高いと考察できるが、遊技障害のリスクの高い精神疾患的傾向のある遊技者には、健全遊技の目的と自己の目的が乖離しており遵守するのは難しいと考察する。

その理由は、健全遊技での遊技障害の予防といういつ得られるか不明瞭な報酬より、現時点での遊技への欲求を達成させるからである。遊技障害において報酬の時間割引の問題を有していると、健全遊技や大数の法則等が含まれる技術介入要素とは非常に相性が悪い。

健全遊技を守れずに、技術介入要素を無視した問題ある遊技を反復するのであれば、勝利への欲求の達成可否が可視化、判別できる技術介入要素を認識させ、論理的な紐付けで利益を得られる行動を増加させるのが、オペラント条件付けの正の強化になり制御された遊技となる。



技術介入要素と反復する遊技

遊技障害の者の中には確率論に対しての理解力が低い者や認知の歪みを有している者も存在し、技術介入要素を簡潔に説明する必要がある。

私が指導していた際は遊技データ取得をルールとしていたが、初期段階では遊技データが蓄積されていない為、技術介入要素が一般化されておらず、一度は理解しても誤った認知での非論理的な予想が当たってしまうと、それを直ちに一般化し問題ある遊技が反復する者も多い。これは報酬の時間割引の問題と認知の歪みが関連していると考察できる。

問題ある遊技が反復しても、遊技データが蓄積され技術介入要素の証明がより強固に一般化されると、技術介入要素を無視した遊技方法を止めるようになり、問題ある遊技が抑制される。健全遊技では全ての遊技者に対応できないが、技術介入要素は全ての遊技者に対応可能である。「健全遊技」を強固にするべく「正しい遊技の仕組みと定石を知ろう」も必要であると確信している。



「やりたい事をやる」のが人生だ

人生は我慢大会ではありません。技術介入要素の知識により勝てる勝負が圧倒的に少ない事実を論理的に理解、行動に紐付けし、ハームリダクション的に徐々に抑制していくのと、「パチンコとパチスロの強迫的な禁止」を比較した場合、心理的負担と効果の差は明らかなのではないでしょうか。

また、「やりたい事をやる」のが人生であり、QOL(クオリティオブライフ)という観点で捉えると、苦しい思いでの制御と段階的な制御では、有限である人生の充実度が変わってくると考えます。



*2020年10月16日加筆(段落「研究者らのギャンブルに対しての認識」に加筆しました。)
*2021年1月2日加筆(段落「効果が無い要因」の余談の一部を削除しました。)
*2022年11月6日加筆(段落「パチンコ・パチスロの確率論等に対しての認識調査の提案」を訂正しました。)


(*1)参照・引用元・パチンコ・パチスロ遊技障害研究成果中間報告書 - 公益財団法人日工組社会安全研究財団


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