インターネットリテラシー

今よりもインターネットリテラシーが上がる事によって、国民全体の知識が上がり、政治情報をスマホ等で簡単に精査できるようになると、政治リテラシーが上がり、右か左かという思想で決断を下す政治は淘汰される。例えば、自民党政治が行き詰った場合に、「右(自民党)がダメだから左(民進党)」的に政権が変わる事は無く、混沌とした状況が生まれ、そこに生き残るのは左右の思想ではなく、合理的で正確な判断をできる政治だけだと思う。

政治家にとって、主義、主張、戦いは正義であり、政治は善意の行動である。自身の考え、行動を全員に合理的に説明する責任があり、それを放棄するということは政治家としては失格であり、支持されない。


合理的

将来的にはインターネットにより、合理的な考え方や価値観に支配され、不合理、もしくは不合理で極端な考え方や思想等は自然淘汰されていく。最終的には合理的な判断、考え方に統一された世界になると推測する。合理的な説明のない主義主張をする政治家は淘汰され、左右の主義主張ではなく合理的な説明と判断をする政治家に支持が集まる。それが独裁者かどうかは関係ない。むしろ、合理的で正確な判断のできる独裁者の方が早いスピードで物事が決まっていくので良いのではないだろうか。ただし、チェックする機関は必要だと感じるが。

しかし、現実的には、インターネットではまだまだ情報を精査できない人も多く、2ch等の明確なソースの無い情報を鵜呑みにしてツイートしたり、インターネット工作員による「全世界でそれが常識だ」的な意見に流されがちである。


ルール

例えば、ギャンブリング障害(ギャンブル依存症)の記事等は、インターネット側から間違った認識を広めて、政策、世論に影響を与えようと現在はしているが、インターネットでは情報の供給は双方向であり、不正確な情報を正して発信する事が可能である。オセロに例えるなら、目的達成の為に不正確な情報で論陣を張っている側が、先に有利なマスを埋めて万全の体制で臨んでいても、正確な情報を持っている側は、死なない限り世界中のどこからでも盤面の外に石が置けて逆転ができる。戦っている両者のルールが違うのであり、盤面の中のマスにしか石を置けない不正確な情報供給側に逆転する事は不可能である。