「ギャンブル依存症対策が」などの記事、番組を見ていると非常に違和感を感じた。
まず、え?こんなにいないでしょ?という推計536万人という厚労省のデータに疑問を持ち、「ギャンブル依存症 調査方法」でググったら「SOGS」という自記式調査方法だと以前にギャンブルにハマってしまった人まで「依存症」になってしまう事が判明。(*1)私は10代の後半からパチンコにハマってましたが、現在はギャンブルは全くやらないのですが「ギャンブル依存症」になってしまいます。
なぜ、信頼できるかどうか疑わしい推計データを参考にカジノやパチンコに反対意見をしているのか・・・(*2)
(*1)参考・参照サイト・・・『カジノ反対派は理論武装せよ!ギャンブル依存測定法SOGSを用いた調査の真実』
(*2)参考・参照サイト・・・536万人の検索結果 15 件ーブロゴス
ギャンブルリテラシー
さらに言えば、いわゆる「元依存症患者」という方々の体験談って明らかにインターネット発達以前のギャンブルリテラシーの低い方々が多いですよね。自分のパチンコの経験から言うとインターネットの発達とともにギャンブル依存症の人ってあまりいなくなったのではないかと考えます。
一言で言うと、ネットで理論的なギャンブルの勝ち方が色々と出ていて、ギャンブルリテラシーの低い人達が少なくなったから。
自分のパチンコの経験で説明すると、ネット普及以前はパチンコ雑誌の記事から理論的に勝てるボーダー(1000円辺りのデジタル回転率)を上回る台、スロットの設定判別法で理論的に勝てる台を探して勝っていた。そういった情報を知り得る人間は多く存在せず、優秀台の競争率が低く、かなり勝たせてもらった。周りには期待値(*3)がマイナスのいわゆる「負ける台」を打ってる人がいっぱいいた。
(*3)参考・参照サイト・・・期待値 - Wikipedia
インターネットの普及
しかし、携帯サイトが普及したあたりから理論的なギャンブルの勝ち方が、誰でも手軽に取得できるようになると、優秀台の競争率が徐々に高くなり、思うように勝てなくなった。ということは、期待値がマイナスの「負ける台」を打つ人が減った。
つまり、ネット普及以前は知識がない状態で勝負をして「続けないと負けた分が還ってっこないという勝負」や「台の波を読む等の勝負」を続けてドツボにハマってたのが、ネットが普及すると「勝つ為の理論的な情報」が入手できるようになり、「続けないと負けた分が還ってこないという勝負」や「台の波を読む等の勝負」をしなくなる。
依存症患者はそれでもやるという方がいると思いますが、ギャンブルってなぜやるのか?と考えると勝負に勝ってお金を増やして優越感、爽快感、恍惚感に浸るというのが根底にあると考えます。「負けてやろう!」とギャンブルやる人はいないですよね。ネットで知識が増えると、勝ってお金を増やす事を目的にしているのに負債が増えていく勝負を続けてる矛盾に気づくと思います。
頭で理解してるのに負債が増えていく勝負は続けないですよね?